平らが“ミソ”なんです

牛肉や豚肉等を焼く前の下処理にオススメなのが、この肉たたき。

よくあるハンマー型の肉たたきは、凹凸がありますが、それだとお肉の表面がボロボロになってしまい見栄えが悪くなってしまったり、お肉が切れてしまった事ありませんか？

この肉たたきは、たたく面が平らで、しかも打面の面積が大きいのでボロボロになってしまったりする心配もなく、程よく繊維をほぐしてくれます！

と同時に、厚みが均一になるので、火の通りもムラなく仕上がりますよ。

また、重みもあるので、力を入れなくてもしっかりたたけます。

また、凹凸がある肉たたきだと、凹凸の間に繊維や脂が入り込んで洗うのが大変ですが、これならサッと洗えてGOOD！

■　オススメの使用方法　■

肉を焼くなら厚いのに限る！しかも鉄で焼くんですから火の通りもバッチリで怖いものなし！
でもいざ買おうとすると、薄めにスライスされた肉ばかり・・・。

私はステーキとして食べるなら豚なら肩ロース、牛ならグラスフェッドのモモ肉が結構好きなのですが、売ってる肉は本当に薄い。まあ、まだ多くの人が鉄じゃなくてアルミのフッ素樹脂加工のフライパンを使っているので、それでも何とか焼けるように、そうやって薄くしているんじゃないかな。
なので、私はブロック肉を買ってきます。写真は豚肩ロースブロックです。

3〜4cmほどに分厚く切ります。 （必ず繊維に垂直で）

繊維がまな板に対して垂直になるように置きます。

で、これを思い切りバーン、バーンと叩いて伸ばすのです。 （ちょっと音はうるさい）
全体をまんべんなく叩いて大きく伸ばします。

そうすると、お肉の繊維がほぐれて柔らかさも大幅アップです。

これを焼くと、火の通りも断然いいですよ。焼くと元の大きさぐらいまで縮みますが、この分厚さでも柔らかくて旨いです。ぜひやってみて。 あ、もちろん焼くのは鉄鍋で（笑）