CUYURI(燻り・くゆり)で作る、手作りベーコンレシピ

こんにちは。 鉄鍋伝道師の山口です。(^_^)v

COOK & DINE HAYAMAオリジナルスモーカー CUYURI(くゆり)で作る、手作りベーコンのレシピをご紹介します。

本体底面に、スモークチップ「ヒッコリー」を直接投入します。
いままでご紹介してきたスモーカーで作るレシピでは、スモーク時間40分/大さじ5杯でやってきましたが、このCUYURIは熱効率がグーンといいので、スモーク時間30分/大さじ4杯でいいんです!

チップをまいた上に、ハンドル付き汁受けトレイを載せます。
滴り落ちた脂が熱せられて焦げ付きやすいため、このようにアルミホイルをかぶせるとお掃除がぐっと楽になりますよ♪塩とコショウを振った豚バラブロック。推奨サイズは600g前後です。
脂が少ないのを選ぶとパサつきやすいので、バランスよく脂が半分ぐらい入ったものが料理に使うとおいしいです。

これをラップして冷蔵庫で3日寝かせます。
3日という時間は必要ですが、ラップしてただ入れておくだけなので何の手間でもありませんよね。
ちなみに塩加減は、ステーキを焼く際の塩加減の3倍と覚えてください。
コショウは「しっかり目に」程度です。この塩コショウを表と裏、側面の4面に振ります。

これをスモークするのですが、塩抜きなどの面倒な作業は不要!そのままスモークできます。
ただし、冷蔵庫から出したばかりの肉塊ですと中が冷たくて火が通りづらいので、必ず常温に戻してからスモークしてください。夏場なら30分、冬場なら最低1時間前には冷蔵庫から出しておいてください。
この常温に戻す作業がぐっと効率的になるミートサーモプレート。 これはベーコンづくりにはぜひ欲しいところです。


脂身側を下にして、ガスコンロで弱火(10段階でいうと3ぐらい)にかけて15分でこの通り。

ムラのないきれいな火入れ!になっていますよね。

CUYURIはIHの使用は不可なので、IHの方はヒーターの上にカセットコンロを載せてお使いください。そして肉を裏返します。脂身側も優しく火が回っているのがわかりますね。この状態で蓋をしてさらに15分、合計たったの30分でこの3本のベーコンが完成!

ちなみに1本でも2本でも、時間は変わりません。焼きムラ、焦げがないきれいなベーコンの完成。
CUYURIならではの完璧な仕上がりです。

 

【ガスコンロのセンサーが効いて火が通らない場合】

スモーカーは液体を入れずにスモークチップだけを入れるので、ほぼ空焚きに近い状態です。
よってガスコンロのセンサーが空焚きだと判断して、途中で火が消えたり、超とろ火に切り替わったりして思うように肉の中まで火が通らない場合があります。
その際は、カセットコンロを使用するか、下記の五徳を使用するとセンサーの過剰反応を防ぐことができます。

【6/13 TBSラヴィット!で紹介されました。】トーセラム・温度センサー付きガスコンロ専用セラミック五徳(焼き台)こちら


ちなみに、このようにスモークが完了したら、ベーコンをスモーカーから取り出して、完全に粗熱が取れてからラップにくるんで冷蔵庫で保管してください。まだぬくもりがあるうちにラップをすると、内側が汗をかくのでその水滴があることによりカビが生えやすくなります。

きちんと粗熱を取ってから冷蔵庫で保存すれば、塩と胡椒だけの無添加でも1か月は日持ちします
量販店の添加物まみれのベーコンはもう買えなくなることでしょう。
従来の手作りベーコンを木綿豆腐とすると、CUYURIのベーコンは絹ごし豆腐という印象です!

このしっとりジューシーな、火を通さずにそのまま食べたくなる「シャルキュトリー風ベーコン」が、常時我が家の冷蔵庫にある幸せ、想像してみてください。

もう元には戻れませんね。

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