BE-PAL最新号に掲載。

こんにちは。鉄鍋伝道師の山口です。(^_^)v

9/9発売の人気のアウトドア雑誌BE-PAL。
今回の特集は「最新キャンプギア 徹底批評」。

こちらのダッチオーブン&クッカー部門で、COOK & DINE HAYAMAオリジナルダッチオーブンCK-9が掲載されました。

でも、ダッチオーブン全体の形状の写真がなく分かりづらいですね(汗
なので、改めてこのダッチオーブンの詳細をご紹介しますね。

いままでずっとLODGEのダッチオーブンを使ってきましたが、もっと「家庭で使いやすいダッチオーブン」が欲しかったのです。
アウトドアというより、毎日の料理作りに大活躍するダッチオーブンです。

長年ダッチオーブンを使ってきて、「もっとこうしたらいいのにな~。」という諸々を解消した、鉄鍋伝道師・山口が自信を持ってオススメする逸品になりました。
(意匠登録出願中:意願2020-006164)


COOK & DINE HAYAMA 
オリジナル9インチダッチオーブン CK-9

 7つのポイント

■ こだわり その1
家庭で最も使いやすい9インチ(約23cm)

日本に入ってきたダッチオーブンはアウトドアの流れからなので、キャンプ用の大きなサイズが主流ですが、キッチンでの使用にはちょっと大きいなと感じている方は多いと思います。

今回、10インチと8インチの中間サイズ「9インチ」で作りました。
これが、キッチン用のサイズにはドンピシャとなりました。

蓋のハンドルは、グローブをしてもつまみやすいように太めで大きめにしました。


■ こだわり その2
液だれしづらい、落とし込みの蓋


ダッチオーブンで弱火でじっくりの煮込み料理は最高に美味に出来るのですが、通常のダッチオーブンは蓋と本体を同じサイズで噛ませているため、内部の水蒸気が吹き出て長時間煮込むと、コンロが垂れた水滴でビチョビチョになってしまいます。

一般的なダッチオーブンの噛み合わせ

でも、蓋を内側に落とし込むことによりこれが解消されます。

従来のダッチオーブンでそれを避けるには蓋を少しずらして使用しますが、それだと折角の重い蓋による圧力効果が半減してしまっていましたが、それも解消されました。

液だれのみならず、強火で加熱すると蒸気が真横に噴き出してやけどの恐れがあったりキッチンの壁を汚したりですが、この形状だと蒸気は真上に来るのでその心配もありません。


湯気や焼き物の煙はこのように真上に上がるのです。

■ こだわり その3
ウォーターシール効果を高める蓋の形状

本体のせり上がった部分と、蓋のせり上がった部分に水滴がたまるので、より密閉性が高まるウォーターシール効果があります。

ご覧の通り、水滴が溜まってこぼれません。

さらにこの蓋のヘリがあることによってキャンプダッチオーブンの蓋と同様、焼けた炭(オキ)を乗せられるので、ローストチキンなど上火を使いたいキャンプ料理にもバッチリなのです。


■ こだわり その4
絞り込んだ底面による対流アップ効果

本体上部は9インチサイズですが、底面部分はちょっと絞った8インチサイズに仕上げました。
ダッチオーブンや鋳物ホーロー鍋は寸胴に近い形状のモノが多いのですが、こうすることによって、少量の煮物や揚げ物の際、液体が少なくても深さが出るのでしっかりと対流が起き、料理が美味しく仕上がります。

■ こだわり その5
蓋の「セルフベイスティング」の形状

ダッチオーブンや海外製の鋳物ホーロー鍋にも、蓋のウラにイボイボの突起が付いています。

LODGEのセルフベイスティング突起

これはセルフベイスティングといって、蓋に付いた水滴をその突起を伝って素材に均等にシャワーのように戻す役割があります。
でも蓋を洗うとき、また蓋にオイルをすり込むときにこの形状が結構面倒なんですよね(笑)。

そこで、このセルフベイスティングを3重のリング状にし、それぞれに独特の突起形状を施しました。

これにより、従来のセルフベイスティング機能を損なうことなく、さらに洗いや洗ったあとのオイルの刷り込みも劇的に楽になりました。

リングに沿って亀の子たわしをサーッと数回まわして洗うだけで、油汚れも綺麗に落とせます。これは超ラクチンですよ!!

■ こだわり その6
鉄鍋の聖地・岩手の南部鉄器で作りました。

絶対に日本製にしたかったので、鉄鍋の聖地・岩手の南部鉄器で作りました。

■ こだわり その7
黒塗装と、無垢鉄が選べる。

いまやダッチオーブンも植物油を吹き付けてから高温のオーブンで焼き上げて表面をシーズニング(慣らし)してありますし、南部鉄器も黒塗装が施されています。

22年前に私が初めて手にしたLODGEのダッチオーブンは、当時は黒い仕上げがされていないグレーの無垢鉄でした。それに自分で油を塗って空焼きし、それをどんどん使いこんで徐々に黒く育て上げていくという楽しみが当時はあったのです。
しかし、世の中がどんどんと楽な方へと流れていく中で、このような作業が敬遠されて今に至ります。

でも、ゼロから自分で慣らしを行い、真っ黒に育て上げた鉄鍋「ブラックポット」の愛着度はこちらに軍配があがります。

ただ、鉄フェチ&マニア、好事家向けの仕様のため、よい子の皆さんは黒塗装を選んで下さい(笑)。

南部鉄器ならではの仕上がりに大満足ですね。
ただ、細部がとても手間のかかる形状になってしまったため(汗)、月間の製造量が限られてしまいます。

完売時は入荷まで多少お待ち頂きますこと、ご了承下さい。

<7つのポイント まとめ>

その1 家庭で最も使いやすい9インチ(約23cm)

その2 液だれしづらい、落とし込みの蓋

その3 ウォーターシール効果を高める蓋の形状

その4 絞り込んだ底面による対流アップ効果

その5 蓋の「セルフベイスティング」の形状

その6 鉄鍋の聖地・岩手の南部鉄器

その7 黒塗装と、無垢鉄が選べる。



鉄鍋伝道師 山口の理想を具現化したダッチオーブン。
一生モノどころか、世代を超えて代々受け継いでお使い下さい。

COOK & DINE HAYAMA 
オリジナル9インチダッチオーブン CK-9
(意匠登録出願中:意願2020-006164)

【公式オンラインショップでご注文出来ます。】


■ 黒塗装バージョン    18,000円(税込19,800円)
↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓
https://www.cook-dine.net/fs/cook/ld3263

■ 無塗装(無垢鉄)バージョン 17,000円(税込18,700円)
↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓
https://www.cook-dine.net/fs/cook/ld3264

【スペック】
・口径(本体へり上部: 23cm、落とし込み部 21.5cm)
・蓋装着時の高さ: 16cm、本体高さ 12cm
・重量: 4.5kg
・容量(蓋装着時の満水容量):2.9L
・IH調理器が使用できます。
※ 強火で煮ると水滴は爆ぜますので、その場合はふたを少しずらしてお使いください。

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