飛び切りの手作り干物を作ろう!

こんにちは。鉄鍋伝道師 山口です。(^_^)v
先日三崎に鮮魚を買いに行ったら、まーなんともウマそうな魚が盛りだくさん。
飛び切りの鮮度の魚を捌いて刺身や焼き魚はもちろん美味ですが、個人的には
刺身で最高に美味しい鮮魚を干物にするのが、最も贅沢で美味しい食べ方だと
思います。

刺身用、焼き魚用も買いましたが、今回地物の本カマスと真あじがあったので干物に!

まるまる太った真あじと本カマス。太りすぎ~。

見て下さい、いずれも丸々と太ってるでしょー!

真あじは腹開き、カマスは背開きに。

真あじは腹開き、カマスは背開きに。
塩水に漬けるやり方は干す時間がかかるので、この程度の数尾なら振り塩がオススメです。
プロの干物屋さんは、塩味を均等にするためと、まとめて大量に作るので、イチイチ一枚づつ塩を振ってられないので塩水を使うのです。

わたしはいつも最初に魚の身側と腹側にうっすらとナンプラーを塗ってから塩を振ります。そうするとぐっと旨みが増します。詳しい作り方は ちら

干しかごに入れて干します。手間は要らないしね。
夜に捌いて塩したのですが、お日様のない夜に干しても水分が抜けないのでザルに乗せてそのまま冷蔵庫でまずは一晩乾燥させます。これでだいぶ水分は抜けます。
(冬場であれば夜そのままカゴで干しても、乾燥していて温度も低いので水分は抜けます。)
そして翌日は干物干しかごに入れて1日干せば出来上がり。
干物は翌日の楽しみとして、まずはほかの魚で刺身と焼き魚を堪能。

豪華 地魚三昧!カワハギの肝和えがやはり秀逸!

真鰯といなだの刺身、そしてジャンボな本皮はぎが売っていたので、半身はカルパッチョ、もう半身は刺身で。濃厚な肝をたっぷり乗せた肝醤油で。まるで海胆のような濃厚さ!
そして釜揚げシラスも。

ジャンボな天然ぶりのカマは塩焼きで。
そしてジャンボな天然ぶりかまは塩焼き。
これはやはり日本酒ですね-。
程よく水分が抜けていい感じに仕上がりました。

さて、肝心の干物。
程よく水分が抜けていい感じに仕上がりました。

かますの干物の焼き上がり。いかつい顔つきとは裏腹の上品な白身。

まずはこちらのかますから頂きました。ふっくらジューシーだけど水っぽくなく旨みが濃厚。デパ地下に入っている高級干物屋さんを凌駕する旨さです。

デカいので真あじは翌日。

干物の王様、真あじ。やはり王道中の王道です。

これまたウマイ!!この手作り干物は、手作りベーコン同様、もう後には戻れなくなる魔性の味です。
丸魚から刺身を作るよりもよっぽど簡単ですから。
ぜひ手作り干物にチャレンジして下さい!

目から鱗の美味しさですから。
あとはやるかやらないかだけです。

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