鰹節削り器の刃の砥ぎ(研ぎ)、簡単ですよ。
こんにちは。鉄鍋伝道師 山口です。(^_^)v
宮下誠さんの「枕崎近海・一本釣り本枯鰹節」、そして「台屋・鰹節削り器」は販売開始してまだ1年も経っておりませんが、お陰様で多くのお客さまにお買い上げ頂いてます。誠にありがとうございます。
店頭で、この一本釣り本枯鰹節と、世間一般に出回っている「巻き網漁で獲った鰹で作った本枯鰹節」(← こちらが世の中の本枯鰹節の99%を占めています。)を実際にその場で削って味比べをして頂いているので、その違いがとても明確です。それが人気の秘密でもありますが・・・。
最近、この削り器の切れ味が落ちてきたので昨日砥ぎました。
水を張った深型バットに20~30分浸けて十分に浸水させてから砥ぎ始めます。
さらに砥いでいるときも、砥石に水を足してあげながら行うといいですよ。
刃は厚いですが、幅も狭いので砥ぐのに時間はかかりません。普段包丁をご自身で砥がれている方なら、全然難しくないですから。
砥ぎ終えてから、カンナ台に刃を差し込み、何度か試し削りを行いながら刃の出具合を調整します。
ここでのポイントは、刃を出しすぎないこと。出過ぎると抵抗が大きくて上手に削れず、粉になってしまいます。
真下から見て、コピー用紙1枚分出てるか出てないかぐらいの僅かな出具合がベストです。
おぉー、削れる削れる!!軽ーい力でふわっと削れます!!
そうそう、使い始めはこれだったよなー。
食べてみると、いつもより味も格段に美味しいです!
同じ魚のサクでも、切れ味抜群の和包丁で作る板前さんの刺身と、素人がナマクラ包丁で作る刺身の味が全然違うのと感覚的には近いです。ちょっと驚き。
毎日使っていると、徐々に切れ味が落ちてくるので意外と気づきづらいのですが、こうやって研ぎ直すと美味しさアップ&ストレスフリーになるので、やはりお手入れは重要ですね。改めて実感!
慣れれば何の苦にもなりませんのでぜひチャレンジして下さい。
■ 宮下誠さんの枕崎近海・一本釣り本枯鰹節
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