こんにちは。鉄鍋伝道師の山口です。(^_^)v

本日、横浜ベイサイド店のスタッフと打ち出し中華鍋でおなじみ・山田工業所さんの工場見学に行ってきました。
私は10数年前に初めて見学させて頂いてから、今回で3回目となります。

横浜中華街のプロの料理人からも絶大なる支持を得ている山田工業所さんの中華鍋は、平らな鉄板を約5,000回叩き上げて丸く成型する「打ち出し製法」。日本で唯一の製法で作られています。

のっけから学ぶ気満々のベイサイド店スタッフ。

こちらはフライパン用に鉄板を丸くカットする作業。

本日のメインの打ち出し中華鍋。
平らな鉄板を10枚ほど重ね合わせて、それをハンマーで約5,000回叩き上げます。

この部分は機械化されていますが、それ以外の作業はすべて熟練職人による手作業で作られています。

ヘリのシワを伸ばす作業も、二人の職人が別工程で仕上げていきます。

オートメーション化された工場でプレス整形された全て均一な仕上がりな市販品と異なり、このように職人による手作り品は鍋の表情、細部のシワ等も手作りの証として一点一点が異なります。

それをこの打ち出し中華鍋の個性として捉えて頂き、一生の台所の伴侶としてご愛用頂きたいですね。
巷で出回っているフッ素コーティングのフライパンや、表面にほうろう加工を施した鉄鍋とは一線を画し、使い込む喜びが感じられると思います。

使い込むほどに真っ黒に育っていく無垢の鉄鍋は、幸せな家族の象徴ですよ♪

富士山に「打ち出し」と入った、山田工業所製品の証の刻印。

この刻印も一点づつ、職人さんが入れていきます。

打ち出し中華鍋ならではの表面の槌目。
鍛えられることにより、薄くて固くて丈夫な鍋になるばかりでなく、表面の油馴染みがとても良くなるため、きれいに育っていきやすくなります。
注文殺到中でお忙しい中、ご丁寧に工場案内をして頂きました山田工業所・山田憲治さん、ご協力頂きました製造スタッフの皆様、誠にありございました！

この打ち出し中華鍋で作る「俺の野菜炒め」は最高です！

山田工業所・打ち出し中華鍋は、葉山本店、横浜ベイサイド店、並びに　COOK & DINE HAYAMA公式サイトでもご購入頂けます。

ＶＩＶＡ！鉄鍋クッキング！