絶品!!瀬戸内海・下津井のたこ
こんにちは。鉄鍋伝道師の山口です。(^o^)v
先日、ご縁があり岡山に行ってきました。
晴れの国 岡山はフルーツや山海の美味が豊富で、今夏はジビエや牡蠣などもいろいろいただきましたが、倉敷市の下津井(しもつい)漁港で上がるマダコがインパクトも味わいも強烈でした!
下津井漁協のお兄さんに、1.2kgの活だこをピックアップしてもらう。
逃げる逃げる!
眉間に鉤針を打ち込み活け締め。
内臓も取り出してもらった状で宅急便で自宅送りに。
白猫ブチョー(?)。全国どこへ行っても漁港と猫はセットですね。
そしてお目当てのたこ料理専門店「保乃家(やすのや)」さんへ。
ご主人の見事な包丁さばき!!
コース料理で下津井のたこを満喫しました。
真子しんじょう
タコだんご
たこ足・たこの子・白子の酢の物
タコの刺身
たこ足のから揚げ
下津井の郷土料理・タコめし
たこのつみれ汁
いやー、どれも素晴らしくうまかった・・・・。
県外のみならず、海外からこのたこを食べに来る方も多いようです。
この店のためだけにわざわざ足を運ぶ価値のある料理がいただけますよ!!
この干しだこは以前は名物だったが、近年は漁獲高も減りあまり見られなくなったそうです。
翌日、下津井漁港から届いたタコ 1.2kg。なかなか立派なサイズです。
塩をまぶしてよく揉んでぬめりを洗い落とした状態です。
あまり塩を多く振って揉むとしょっぱくなるのでご注意を。
そしてこれを寸胴鍋でボイルします。
ポイントは足先から少しづつチョンチョンとお湯につけながら、徐々に全体を茹でるのです。
いきなり全体をドボンとお湯に放り込むと、茹でたときの形がいびつになります。
こんな感じ。
足先の先端が丸まってきました。
こんな感じで徐々に茹で上げていけば、足先がキレイに丸まって茹で上げることが出来ます。
茹でる際にもう一つポイントが。
この写真の通り、目の間の中心部分のヒダにざっくりと切れ目を入れてから茹でます。
そうすると、売っているゆでだこのようにクルンを丸く茹で上げることが出来ます。
最後は頭(正確には胴体)も含めた全体をお湯に入れます。
切れ目を入れてあるので、このように美しく丸まりました♪
ぶつ切り。保乃家さんでいただいたのは活だこの生の刺身ですが、軽~くボイルしたレアなたこぶつもまたたまらんです!!
そして唐揚げ。保乃家さん同様、味付け無しで片栗粉をまぶして揚げただけ。
至福の味!!
いやー、恐るべし、下津井だこ!!
全部食べたいのを我慢して、半分は冷凍してお正月用にしました。
西の明石、下津井のタコに、東は地元の横須賀・佐島のタコが有名。
近いうち、佐島と食べ比べしてみよう。
いやー、美味しかった。
ごちそうさまでした~♪