魚三昧。これは酒が進む。
こんにちは。鉄鍋伝道師の山口です。(^o^)v
太った旬のマアジと、走りのマイワシ。あまりにうまそーだったので即ゲット。
いわしも死後硬直状態で鱗もしっかり残った高鮮度。これはたまらん。
マアジ2尾、マイワシ3尾は干物に。
過去何度もアップしていますが、手作り干物はホント簡単です。3枚におろして刺し身にするよりよっぽど簡単で、市販品では味わいないふわっとした食感とクリアな旨味が楽しめます。ぜひやってみて欲しいなー。
よくあるレシピで、塩水を作ってそれに漬けてから干す・・・というのは、乾くまでの干す時間もかかるし大量に作る場合以外は不要。
パパッと「振り塩」で十分なんですよ。「塩焼き」の1.5倍ぐらいの塩加減で十分です!!
でいつもの通り、開いた魚にうっすらと魚醤を塗るんです、隠し味的に。原材料が魚と塩だけなので相性は抜群。
ナンプラー、しょっつるなどお好きなものでどうぞ。
今回は江ノ島近くの鵠沼で作られたイワシの魚醤を使用。地場産ナンプラーです。
裏と表にうっすら塗ったら、全体にまんべんなく塩を振り干します。
干物干しかごにいれて、天気のいい日なら一日でバッチリです。
この日はすでに夕方だったので、一晩 + 翌日の2日間干しました。
※ 空気の乾燥した真冬は、干し時間も短く上手にできますが、真夏でも塩を振っているので痛みませんのでこれからの季節もぜひ作ってみてください。
最大のポイントはお日様にしっかり当てること。これで旨味がぐっと増すのです。
間違っても、○チッ○シートなどは使わないように。
干物は翌日の完成なので、アジのたたきとイワシの刺し身。
旬のマアジは味が濃いねー。
マイワシも走りですがご覧の脂のノリ。いやはや、絶品でした。
あとはマイワシの塩焼き。もちろんそのままで十分に美味しいんですが、今回はオリーブオイルをたっぷり回しかけたスペイン・ゲタリア風に頂きました。サンセバスチャンに行くことがあればこちらもぜひお立ち寄りください。
チャコリがほしいー!!
翌日完成の干物。ちょっと干し過ぎのように見えますが、これぐらいで丁度いいです。ラップして冷蔵庫に入れると翌日には内部の水分が表面に出てきて丁度いい感じになります。できた時点でしっとり感があるとまだ水分が抜けきれていない状態です。
これだけ楽しんで魚の代金は800円ほど。
ホント、魚を捌けると人生絶対に幸せになると思いますよ。
こんなときだからこそ、ぜひチャレンジを。
VIVA!手作り干物!