一本釣りの本枯鰹節は、何がどう違うのか?

こんにちは。鉄鍋伝道師の山口です(^_^)v

6月に販売を開始して以来、お陰様で大好評を頂いている、最高品質 宮下誠さんの「近海一本釣り・本枯(ほんかれ)鰹節」。


ちなみに、本枯鰹節を削るとこんな感じになってくるんですよ。

本枯鰹節は「世界一硬い食品」なので、削る面を一面だけでどんどん広くすると、抵抗が大きく、引っかかってなかなか上手く削れないので、このように削り面を3~5ぐらいにしてあげるとズムーズに削れますよ。
※ カビ付けしていない荒節や、本枯鰹節でも水分含有量の多い廉価品の場合は、柔らかいのでこの限りではありません。

これをもっと削っていくと、こんなに小さくなります。

こうなると、手を切りそうで怖くて押し切りでは削れないので、カンナの向きを逆にして「引き切り」に変えます。そうするとさらに小さくなるまで削れます。

ここまできたら、最後は1Lのお醤油の瓶に投入。
無添加で飛び切りのだし醤油が楽しめますから♪
※ だししょうゆの作り方は こちら


【「BRUTUS」も絶賛 宮下誠さんの本枯鰹節 】 


すでに、リピートで2本目、3本目をお買い上げ頂く方が増えています。そんなお客さま曰く

「今までの鰹節よりも、圧倒的に削る量が増えちゃったよ(笑)。」

鹿児島県の枕崎といえば、高品質な鰹節作りで有名ですが、入荷したのはその中でも「枕崎近海・一本釣りの鰹」で作る鰹節を作り続ける宮下誠さんの鰹節です。

「近海一本釣りは何が違うのか?」

一般的な鰹節は、大型巻き網船で東南アジア沖等での遠洋漁業で捕獲した鰹を使用します。

巻き網に入った大量の鰹を水揚げする際、網の中で鰹が暴れて身が傷み、網の底の方にいる鰹はさらに身が傷みます。
そして暴れた際に体内に大量の乳酸が発生します。それを大量の塩と供に冷凍して日本に持ち帰り、鰹節加工を行います。
そしてできあがった鰹節は食べ比べればスグにわかりますが、乳酸の影響で酸っぱく、味も香りも少ないものが多くなります。



※ イメージ。土佐の一本釣り

一方、宮下さんの本枯鰹節は枕崎近海の一本釣りの鰹を使用しています。

一本釣りされた鰹は、身が傷まないため、おなじみのたたきや刺身で食べるために鮮魚として流通します。

原料の質が違えば、加工した製品のできあがりに違いが出るのは当然ですよね。

鰹節加工で近海一本釣りのものを使用するのは、枕崎でも全体の1%ほどといわれている貴重な鰹節です。

「味も香りもここまで違うのか?!」と驚かれるはずです。


4月発売のBRUTUS「おいしい魚が食べたくて。」

こちらで、この宮下さんの本枯鰹節が紹介されています。家族4人で作る珠玉の鰹節。


BRUTUS曰く、鰹節のこだわり度合いは

「鰹節なら枕崎がいい」という程度のレベルではない。その究極を問うならば

「鰹節なら ”枕崎” の ”宮下さん” が作る ”近海” の ”一本釣りもの” の本枯節に限る。」ということになる。

本枯鰹節(背節・雄節)1本3,000円前後

本枯鰹節(腹節・雌節)1本2500円前後

巻き網捕獲の本枯節もお店でご用意しています。宮下さんの近海一本釣りと、削り比べ・味比べを行っています。
ぜひ店頭でその味の違いを体験してください。

★ 公式サイトでもご注文頂けます。 → こちら


この本枯鰹節を削った削り節もあります。 

40g 800円(税込840円)

※ 市販のかつお削りって、本枯鰹節を削ったモノではなく、荒節というカビ付けしていない、水分を多く含んだ節を削ったものが大半なのですよ。単にグラム単価が高い、安いで選ぶと大失敗します。


湯がいたオクラに、けずりたてをたっぷり!!
この相性の良さは驚きですよ。

この宮下さんの一本釣りかつお節のけずり立てで、ねこまんまを喰らう!!

炊きたてのご飯に、たっぷり削ったかつおを乗せる。

そこに特選醤油をちょろり・・・・。

ゴクリ。

うわぁ-、ごはんの湯気で鰹節の香りがより強烈に広がる~

おかずは要らない!!最高の贅沢!!

新米と合わせたら、あまりに危険すぎます・・・。
ご注意下さい。

 

★ 公式サイトでもご注文頂けます。 → こちら

 

【ぜひこちらもご一緒に。 】

引き出しがないので、コンパクトでスタイリッシュな鰹節削り器です。

外箱は高級家具で使用されるウォールナット。

蓋を開けるとご覧の通り。カンナ台の方は、世界一硬い食品「本枯鰹節」を削るための最強の硬度が求められるため、じっくり時間をかけて乾燥させた白樫を使用します。

このスタイリッシュな鰹節削り器、ブランド名が「台屋」。

伝統的な包丁作りは、包丁作り+柄作り+刃砥ぎがそれぞれ別の職人さんが行う分業制です。

実は鰹節削り器も同様で、カンナの刃 + カンナの台 + カンナの外箱 がそれぞれ別職人です。
この台屋の鰹節削り器は「カンナ台」を1946年から専門に作っている工房です。
職人の間で、カンナ台職人のことを「台屋」と呼ぶところから名付けられています。

大工用と鰹節削りのカンナ台 を70年以上作り続けてきた山谷製作所さんが、台だけではなくオリジナルの鰹節削り器を作るに当たり、長年の台作りで培ったノミでの木工技術を活かして、外箱は無垢材削り出しという贅沢な手法で作り上げました。刃は従来通り、専門のカンナ鍛冶屋さんの製作です。

一つづつ職人さんの手造りです。

白いブナ材もあります。

こちらが外箱。引き出しは付いていないのですが。ご覧の通り本体内部の削り形状を工夫して、削った鰹節がスムーズに取り出せる角度です。

引き出しがない分、薄くコンパクトなので収納性も高いですね。

コンパクトなので、食卓において使うということをイメージしてください。

コーヒー好きな人は、淹れる直前に豆を挽きますよね?

お料理好きな人は、ミルに入れたコショウでその場で挽きますよね?

それなら、鰹節は?

ということです。

削り立ての「近海一本釣り・宮下さんの本枯鰹節」。いままでの冷や奴も激変します。(笑)

このクオリティで価格もお手頃です。

■SK鋼 鰹節削り器(ウォールナット・茶)
10,000円(税込10,800円)
■SK鋼 鰹節削り器(ブナ・白)
8,000円(税込8,640円)

公式サイトでご注文頂けます。 → こちら 


高級和包丁で使用される「青紙鋼」をつかったバージョンもあります。

■青紙鋼 鰹節削り器(ウォールナット・茶)
14,000円(税込15,120円)【送料無料】
■青紙鋼 鰹節削り器(ブナ・白)
12,000円(税込12,960円) 【送料無料】

公式サイトでご注文頂けます。 → こちら 

 
【結婚祝い、新築祝いに】
台屋 × 近海一本釣り・宮下さんの本枯鰹節セット


食を大切に考えている方への、最高の贈り物です。
(箱代540円)
但し、このギフトは贈る方を選びますね。
食にいまひとつ興味のない方に贈ると、嫌がらせと思われるかも(笑)。

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